30代主婦のぴのまるです。
さて、みなさんは高い服と安い服、どちらを選びますか?
当然、服への興味の有無、予算によって選ぶものは変わってきますよね。
今回は、服の値段によって何が違って結局どっちを選ぶのが良いか考えてみようと思います。
安い服のメリット・デメリット
まずは、安い服について考えてみたいと思います。
ユニクロやGU、しまむらなど、安くてかわいい服がたくさんあります。
私の場合、大きいサイズになるのでプラスサイズ専門店で購入することもあります。
気軽に流行を取り入れられる
流行りの服の旬は、意外と短いものです。
その時かわいいと思っても、デザインや装飾が数年後にはちょっと時代遅れになってしまうことも。
逆に言えば、流行の服は安い服の方が取り入れやすいとも言えます。
長く着るつもりがなければ、思う存分着られる
その服、何年着ますか?
気軽に買える値段の服は、たとえ汚してしまっても「仕方ない。また買えばいいや!」という気持ちになります。
すぐに代わりのものを買うことが出来れば、バーベキューだったり、焼肉だったり、ラーメンのスープが飛んだりしても「まぁいいか…。」と思えますよね。
ヨレヨレになったら次を買うのスタンスで、服に対してあまり考えなくても済むから気が楽です。
ユニクロなんかだと、安いのに丈夫なTシャツもありますから、私自身も数年は着ているものもあります。
結局、毎日さっと手に取りやすい。頼りになる存在ですね。
たくさん買える
学校や会社に行く場合、一週間毎日違うコーデで行きたいですよね。
ファッション雑誌では、よく着回し特集というものがありましたが、センスのない私にはそんな器用な真似は出来ず。
だからついつい色んなデザインの服が欲しくなります。
そもそも毎日洗濯することを考えると、ある程度の枚数が必要になるでしょう。
あとは、仕事柄、着替えが必要だから枚数が欲しいとか、そういう場合には安い服というのはありがたいです。
安い服のデメリット
私の感覚なのですが、ダメになるまでが早いです。
たとえば、し○むらとかで売っている服は申し訳ないけどすぐに壊れました。
服が壊れるって…?と思う方もいるかもしれません。
でも本当に思いがけない部分に穴が開いたり、糸がほつれたりします。
家で壊れる分にはまだいいのですが、外出先でズボンとか、スカートとか、ワンピースとかが壊れたらどうですか?
その日一日、どう過ごせばいいのか…非常に困ります。
ちなみに大きいサイズの服についていえば、普通サイズに比べて生地をたくさんつかいますよね?だったら、必然的に高額になってもおかしくありません。
でも安いんです。
もちろん企業努力というのはあると思います。ただ、私が今まで着て感じたのは、申し訳ないけど服の作りがそんなに良くないということです。
ワンピースのストラップがいきなり破れて取れたり、生地の真ん中に穴が開いたり、サイドの糸が裂けたり、驚くような壊れ方をしました。服のぬいしろも少なくて、着たら即終了みたいなものもありました。
そして非常に着心地が悪くて、ストレスです。
見た目が同じでも、安いものには安いなりの理由があると感じています。
だって、服を作るのってめちゃめちゃ大変だと思いませんか?
縫物なんて自分でやるとものすごく時間がかかるのに…いくら大量生産とはいえ、なんでその値段で出来るんだろう?と思えてきます。
だからといって全部のブランドがダメというわけではありません。安くて丈夫な服もたくさんあります。おしゃれに着こなせれば尚良い。
要は、質を見て選べばいいのだと思います。
ちなみにお店の雰囲気も大事で、雑然と服がギッチリ並べられていたりすると「う~ん…」と感じるようになりました。
高い服のメリット・デメリット
では、高い服はどうでしょうか?はたして値段に見合う価値があるのでしょうか?
私的には、ただ高ければいいというわけではないと思います。高価格帯のブランドだとしても、品質などがいまいちなものもあるかもしれません。
しかし、良いものに出会える確率は高くなると感じています。
質感、作りが丁寧、着心地が良い
まずなんといっても、触り心地というか生地が違います。
私は、この10年くらいの間に、23区、組曲、自由区、アズノウアズオオラカなどを着てみました。
正直、安いものとは全然違います。すごく心地よい手触りで、もちろん着心地も良い!!!
縫い目はしっかりしているし、ボタンもすぐにとれるようなつけ方ではありません。
長く大切に着られる
素材や縫製が高品質なので、一着を長く着ることが出来ます。
洗濯の仕方に気を遣う商品もありますが、そもそも毛玉になりにくかったり、しわが出来にくかったりするものもあります。洗濯表示をみて、家庭で洗濯できるものを選ぶようにすればお手入れは簡単。
安い服に比べて、おかしな壊れ方をすることもないし、10年前に買ったシンプルなサマーニットは今でも現役で切ることが出来ます。
正直、安い服をたくさん買うより、高い服を一着買った時の方がトータルの満足度は高いです。
良いものを身に着けると、自信が持てる
「この人の服は安いな!」とか、そんなことを考えて人のことを見るわけでもありませんが、それでも良いものを着ていると自身の満足度が高くなります。
自己満足と言えばそれまでなのですが、服を着るときにこの感覚ってすごく大切だと思います。
素敵な服を着ていると、なぜだか気持ちもあがるし、外出も楽しいです。
かしこまった場面でも、自信を持って参加できると思います。
高い服のデメリット
デメリットは、値段です。
例えば、安いお店なら2,900円くらいで購入できるワンピース。百貨店ブランドだと二万円とか、三万円以上になることもあります。(ハイブランドになれば上限は果てしないですが…。)高いですよね。
また、流行を追い求めるというよりは、シンプルな服の方が多いイメージ。たくさん買えるわけではないので、服が好きな方にはつまらないと感じるかもしれません。
服の用途を考えながら、安物買いの銭失いを回避
私は、季節ごとに「あれ!?着られる服がない」現象が起こります。
なんだかんだ毎月のように服を買っているのに、翌年の同じ季節になるとクローゼットになぜか服がない。(正確にはたくさんあるのに着たいものがない。)
流行の問題というだけでなく、ヨレヨレになっていたり、色あせていたりして、もうこれは着たくないという気持ちになるものだらけ。ワンシーズンだけ着て、捨てる品質のも多かったです。
一着一着はそんなに高額ではないけど、結局ずっと服を追い求めなければならないので、永遠に被服費がかかり続けます。まさに安物買いの銭失い。節約したいのに逆効果…。
現在私のクローゼットには、普段着と、お気に入りの高い服が数枚という構成です。
だけど、頑張って購入した百貨店クオリティの服は、着心地が圧倒的に良いし、長年着られるので満足度も高い。
でも、日々家事をこなすには、「適当な服」というやつも必要です。
そこで私は、家にいるときは楽な恰好をして、出かけるときはお気に入りの服を着たいと思うようになりました。
サザエさんを見ていると、デパートに行くためにおしゃれしている場面とかありますよね。あの感じです。
安い服を10着買っても、翌年使えるものがないなら、むしろ高い服を1着買って数年着た方がトータルで見て安くなるのでは?と思います。
それでも、何万円もする服を買うのは大変なことですよね。そんな時はセールを利用しましょう。
百貨店で売るような服は、前年発売でも、今年発売でもそんなに変わらないというか、古さを感じないことが多いです。私は、セールの時に好きな服とサイズがあればラッキー!という選び方も楽しんでいます。
自分のお気に入りだけのクローゼットは心地よい
ここまで書いてきましたが、安い服だからダメということはありません。当然品質にも差があります。
ただ、私のように「なんかいつも服に困るんだよな…。」という方には、是非色々試してみていただきたいです。
その選択肢に、ちょっと頑張った価格帯の服も入れてみてはいかがでしょうか?
余計なものばかり買うより、厳選した服だけにすればクローゼットもスッキリして一石二鳥!
皆さんも、お気に入りの服を見つけてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。